特集 看護士の役割を考える
看護士としての意識向上と発展性を考える
城下 賢
1
,
野中 広志
1
1国立国府台病院
pp.142-147
発行日 1978年2月1日
Published Date 1978/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661918321
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はじめに
今回‘看護士の役割’について,日ごろ感じている事を書いてほしいとの依頼があった.まだまだ未熟な私たちが,どこまでそれについて追求できるか分からないが,同じ病棟に勤務し,看護士の役割や必要性などを日ごろ論じている私たちにとって,良い機会に恵まれたと思い,引き受けさせていただくことにした。
しかしながら,‘看護士の役割’について述べることにより,看護士自身が,あるいは他医療職種の方がたが看護士とはこういうものかという固定概念を持ってしまうのではないないかという不安がある.私たちとしては,これを機会に全国の看護士諸氏,あるいは他医療職種の方がたに‘看護士’についてメスを入れていただければ幸いと思っている.
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