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成人疾患をもつ患者の臨床例を用いた授業とその反応について
小野沢 康子
1
,
貝森 則子
1
,
鈴木 妙
1
,
林 啓子
1
1埼玉県立衛生短期大学看護学科
pp.313-315
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907968
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事例を提示し授業展開することは,1つの教育技法として提唱されている1,2).事例を取り入れた授業展開は,既にいくつか報告されている3-7).これらにみられる授業は事例学習,事例検討,ケーススタディ,ケースセミナー,紙上患者による学習などと表現され,臨床例を記録化した資料から読み取り学習をさせている.
これらは記録物からの読み取りの困難性,限界などを指摘されているが,臨床実習の前段階では有効であることも示唆している.
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