講演 第50回医学書院看護学セミナー講演
基礎看護技術の教育実践上の課題
氏家 幸子
1
1大阪大学医療技術短期大学部
pp.779-791
発行日 1983年12月25日
Published Date 1983/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907910
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第1部 看護技術の技術をどのように考えるか
私が基礎看護教育の技術を担当するようになったのは,昭和42年に大阪大学に,国立で最初の医療技術短期大学部看護科が設置された年からですから,まだ17年しか経っておりません.私が担当しているのは看護概論60時間と,看護技術は180時間の2クラス分で360時間で,その中の一部分は母性看護の担当教官に分担してもらっておりますが,だいたい年間300時間から360時間,看護技術の授業をしております.
このほか教官になるまで保健婦でしたので,地域看護というか公衆衛生看護の講義を45時間持っており,保健所実習も担当して,延べ10週間余りかかわっています.
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