特集 情報科学教育 看護とコンピュータ
PL学園衛生看護専門学校における情報科学教育
大端 冨美子
1
,
松岡 研
1
1PL学園衛生看護専門学校
pp.295-299
発行日 1982年5月25日
Published Date 1982/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907680
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講座‘情報処理’設置までの経過
5年前,PL学園(幼稚園から女子短大まで各々の通信制を含めて8校の学校を持つ総合学園)に,専修学校,3年課程(全日制)の看護学校が設立された.筆者も開校の準備に携わってきたが,カリキュラム検討の段階で,PLメディカル・データ・センターのチーフより,コンピュータに関する科目を組むことを勧められた.
PLにおけるコンピュータ導入の発端は,1970年,日本で初めてコンピュータを利用した自動化健診システムが稼動し,そのひとつがPL東京健康管理センターに置かれた時であった.大阪富田林のPLメディカル・データ・センターとのオンラインシステムによる,成人病の早期発見と予防を目的とした健診システムである.
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