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解剖学教育実践の自己評価—国家試験との対比において
村田 一彰
1
1順天堂大学医学部第1解剖学教室
pp.561-571
発行日 1981年9月25日
Published Date 1981/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907578
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自分の教育実践に客観的な評価を与えることは,なかなか難しいことであるが,次年度への反省と改善のためには,担当教官のなさねばならない大事な作業である.それを困難にしている原因の1つに,評価の基準に統一的なものがないということがあげられると思う.各々が勝手な基準を設けて判断しても,それは単なる自己満足に終わってしまう.
そこで私は,国家試験問題にスポットをあて,それを基準としてとりあげてみた.それならば,いちおう全国的な規模で,多少なりとも統一された評価が下せると思うからである.
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