焦点
3年課程専修学校における教育の自己点検・自己評価の取り組み
広瀬 京子
1
,
佐々木 由紀子
1
,
関口 千嘉子
1
,
貝森 則子
1
1埼玉県立高等看護学院
pp.864-869
発行日 2002年11月25日
Published Date 2002/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903299
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はじめに
基礎看護教育機関には,教育の質を維持・向上するために自己点検・自己評価を組み込んだ教育活動の推進が求められている.本年3月,文部科学省より「専門学校設置基準の一部を改正する省令」が交付された.改正の趣旨は,「自己評価」と「情報の積極的な提供」であった.学校自身が自校の教育の質や看護実践の現状分析を行い,将来に有効な看護専門学校の仕組みと質の高い人材育成の方略を積極的に提言し,実現していくことが重要である.
当校は,1999(平成11)年度よりカリキュラム検討委員会を発足し,教員一丸となって,自校のカリキュラムが学生にとって適切であるかどうか,適時に評価し改善するという考えのもとにカリキュラム評価に取り組んできている.ここに当校における自己点検・自己評価の取り組みについて報告する.
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