特集 看護婦国家試験の再検討
座談会 看護婦国家試験の現状と改善への展望
近藤 潤子
1
,
小島 操子
2
,
堀 原一
3,4
,
柳井 晴夫
5
1聖路加看護大学
2千葉大学看護学部
3筑波大学(外科)
4筑波大学医学専門学群
5千葉大学人文学部
pp.335-348
発行日 1979年6月25日
Published Date 1979/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907339
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Ⅰ.〈国家試験〉問題の周辺—問題点の所在と諸前提
近藤 国家試験は,看護の消費者である一般の人々に安全な看護を保証する手段として,広く用いられています.
目的にかなった国家試験を実施するには,基本的な多くの課題があろようです.例えば,現代の看護に要求される基本的な能力とは何か,また保証すべき看護の質の内容はどんなものかなど,看護職にあるものとして深い関心を抱いています.
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