いま教育現場では・12
<座談会>共同執筆を終えて
伊藤 幸子
1
,
岩井 陽子
1
,
太田 千恵子
1
,
河合 節子
1
,
鈴木 俊作
1
1旭中央病院付属高等看護学院
pp.233-242
発行日 1978年4月25日
Published Date 1978/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907203
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書く過程で問題が明確に
鈴木 歳月のたつのは早いもので,私たちの共同の執筆も5月号から始めて1年になり,そのまとめとして座談会をもったわけです.私たちの共同の作業の締めくくりとして,きたんなくご発言いただきたいと思います.
なぜ1つの学校を材料として看護教育の問題を考えてきたかといいますと,教育研究には,やはりケース・スタディーが非常に重要な位置を占めるわけで,ある1つの学校なり教育の場なりを集中的に個別的に検討して,そこから普遍の問題,より一般的な問題を発展的に考えていこう,教師として持っている問題をお互いに出しあって,そこから看護教育を考えてみよう,というところで出発したわけです.
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