特集 コンピューターと看護
座談会 看護業務分析を終えて
谷村 外志男
1,2
,
萩野 かねよ
1
,
笠原 トキ子
1
,
高崎 千賀子
1
,
国司 昌子
1
,
堤 美三子
1
,
友田 恵美子
1
1関東逓信病院
2医療近代化準備室
pp.36-45
発行日 1969年6月1日
Published Date 1969/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661917621
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看護業務研究委員会の発足
司会(谷村) ナースが350人いる関東逓信病院では,10のフロアに分かれて看護業務活動をやっているわけですけれども,そういう活動の中で,いろいろ問題があったようです。そういう問題点をいろいろな面から,具体的に解決していこうということ,また近い将来,医療の近代化をめざしてコンピューターが導入されたとき,看護業務にどのように活用する分野があるか,具体的に研究して行こうという背景の中で,看護業務研究会というのができたわけです。まず,そのできたプロセスをお話しください。
笠原 昨年6月ごろ,谷村さんが看護部におみえになって,いわゆる看護部門における作業実態調査を始められたのですね。最初は萩野さんが応対されたので,萩野さんから先のこ発言のほうが,順序としてよろしいのじゃないかしら。私は途中から加わったものですから。ということは私はたいへんコンピューターに対する抵抗があったのであまり最初は加わっていなかったのです。
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