成人看護学各論の授業展開
Ⅱ.消化器疾患患者の看護
高木 永子
1
,
磯部 文子
1
,
山内 敦子
1
,
遠藤 ますみ
1
1東邦大学高等看護学校
pp.289-297
発行日 1976年5月25日
Published Date 1976/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906987
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はじめに
消化器疾患患者の看護を,成人看護学各論の第1番目に配列した理由は前号でも触れたが,摂食・排泄という生理的な日常体験に加えて,障害時の症状である食欲不振・嘔吐・腹痛・下痢・便秘などを,ほとんどの学生が体験しており,それが学習の動機づけ,理解を容易にすると考えたからである.
なお表には教室授業全体の指導項目・内容を示したが,本稿で展開している授業案は,表に示されているもののうち,専任教員が担当する看護学の項目のみから作成したものである.
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