成人看護学各論の授業展開
Ⅷ.神経疾患患者の看護
高木 永子
1
,
山内 敦子
1
,
天野 断子
1
1東邦大学高等看護学校
pp.716-725
発行日 1976年11月25日
Published Date 1976/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907042
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はじめに
神経疾患患者の看護の授業を成人看護学各論展開において‘消化器・呼吸器・循環器・血液・造血器・泌尿器・男性生殖器・アレルギー・膠原病・内分泌・代謝疾患患者の看護’についで配列したのは,次の理由による.
神経系が障害されると神経系特有の症状に加え,上記疾患患者の看護で学習した看護上の諸問題が複雑多様に発現する.そのため学習の動機づけを容易にし,かつ神経疾患患者の状態・諸問題を総合的に険討・理解させるには,上記学習内容を基礎に指導することが効果的である.さらに諸問題の解決方法に関する学習内容の重複防止,系統化も効果的に図れる.
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