看護学実習の新しい試み
Ⅴ.総合看護実習について—成人看護実習—2.外科看護実習の実際
正田 美智子
1
,
石原 ノブ子
2
,
瀬戸 正子
2
,
小林 秀代
2
,
西潟 ハセ
2
,
関口 和子
2
1群馬大学医学部付属看護学校
2群馬大学医学部付属病院
pp.640-644
発行日 1975年10月25日
Published Date 1975/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906929
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はじめに
成人外科看護実習では,外科的治療,特に手術というものが患者の心身にどのような影響を及ぼすかを理解させることを第1の目的としている.
手術を患者がどのように受けとめているか,すなわち手術前の患者の精神的・肉体的な状態,手術方法やそれによる患者の機能障害の程度,手術中や手術後に予測される合併症,手術の侵襲,機能低下等の理解,社会復帰への援助,日常生活指導(職場や家族を含めて)などを,6週間の外科実習で,1人の受け持ち患者を通して学びとるようにしている.
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