看護学実習の新しい試み
Ⅴ.総合看護実習について—成人看護実習—1.内科看護実習の実際
正田 美智子
1
,
瀬戸 正子
2
,
小林 秀代
2
,
西潟 ハセ
2
,
関口 和子
2
,
石原 ノブ子
2
1群馬大学医学部付属看護学校
2群馬大学医学部付属病院
pp.566-570
発行日 1975年9月25日
Published Date 1975/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906919
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はじめに
前報の総合看護実習の目的に照らし,内科看護実習では,各科に共通する成人看護の基礎を体得することを主眼とした.そこで内科看護実習の具体的目標としては,下記のものをあげた.
1)看護行為の基本を的確に修得する.
2)患者に接する方法とコミュニケーションのの方法を学ぶ.
3)患者のニードを的確に把握し,適切な看護計画を立てて実践する.
4)内科的疾患の原因・症状・検査・治療等について,必要な知識を患者との関連において学ぶ.
5)個人またはグループにより,看護研究を行い,学生個々の持つ自立性を高めグループワークを学ぶ.
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