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老人ホームにおける看護実習の試み
瀬戸 正子
1
,
福田 春技
1
,
神田 清子
1
1群馬大学医療技術短期大学部看護学科
pp.289-294
発行日 1985年5月25日
Published Date 1985/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908990
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はじめに
老齢人口の増加や疾病構造の変化に伴い,老人看護に対する社会のニードが高まっている.当実習病院においても老年期の患者の占める割合が増加してきている.しかし現行カリキュラムの中で老人看護の時間数は少なく,しかも核家族化の中で生活している学生たちにとっては,身近に老人と接する機会が少ない現状である.
当看護学科では老人に対する理解を補う目的で,1日ではあるが老人ホーム実習を内科実習の中に組み入れている.ここに実習の概要と実習到達目標の達成度を紹介し,今後の老人看護実習の方向性を考えていきたい.
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