看護学実習の新しい試み
Ⅱ.基礎実習について
正田 美智子
1
,
新井 治子
1
,
福田 春枝
1
,
出沢 たま
1
1群馬大学医学部付属看護学校
pp.292-297
発行日 1975年5月25日
Published Date 1975/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906885
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はじめに
前号に本校で新しく試みた看護学実習の概況を報告した.その一環として基礎看護技術の修得のために看護学総論の実習を計画した.この実習は,よりよい成人・母性・小児看護を可能にするため,これらに共通した基礎的看護技術と診療および治療の介助方法を身につけさせることを目標とした.短い実習期間で十分な技術を修得させるには,精選されたカリキュラムと十分な指導力が要求されるのみでなく,実習を受ける側の努力に依存する点が少なくない.
以下,本校で行っている基礎看護実習の概要を述べてみたい.
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