国立大学医学部付属看護学校教官連絡会関東信越地区ブロック合同研究
3年制看護学校教育課程の5日制案を考える
内尾 貞子
1
,
坂本 和江
1
,
寺田 真廣
1
,
高橋 綾子
1
,
佐野 しょう
2
,
青木 節子
2
,
宮野 幸子
2
,
手塚 秀子
2
,
鶴岡 藤子
3
,
越川 良江
3
,
山本 美子
3
,
鈴木 則子
3
,
殖栗 干代子
3
,
正田 美智子
4
,
新井 治子
4
,
福田 春枝
4
,
出沢 たま
4
,
中村 茂子
5
,
横山 洋美
5
1東京大学医学部付属看護学校
2東京医科歯科大学付属看護学校
3千葉大学医学部付属看護学校
4群馬大学医学部付属看護学校
5信州大学医学部付属看護学校
pp.228-233
発行日 1975年4月25日
Published Date 1975/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906876
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Ⅰ.はじめに
看護教育の指定規則は,昭和23年,保健婦助産婦看護婦法制定以来20年間,昭和42年のいわゆる新カリキュラムの改定が行われるまで,ほとんど改正はみられなかった.
最近,医療制度についての論議が活発になり,看護問題も大きく取り扱われるようになり,昭和48年には厚生省に看護制度改善検討会が設置された.その報告によると,高校卒業後3年の教育を看護婦教育の基準とし,教育形態は可能なところから看護大学または短大に移行していくべきであり,現行教育課程を単位制に組みかえることも検討すべきであると述べている.また,現行3年制看護短大において,教育課程の再編成を図り,より短縮された期間で看護婦の育成ができるか否か,その可能性について研究することに必要であると言及している.
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