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高等学校(看護専攻科を含む)における衛生看護教育について
忠政 敏子
1,2
1大阪府教育委員会
2大阪府立白菊高等学校
pp.815-822
発行日 1974年12月25日
Published Date 1974/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906841
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本校が衛生看護科の単独校として発足して以来7年の歳月を経,専攻科も3期生を送り出した.
本校に限らず,看護婦・准看護婦,この両者の教育目標上の位置づけが現在ではまだ明確ではなく,その接点は模索の段階であり,学習内容の整理,統括の不十分さなどと多種多様の問題が錯綜し続けている.そのような中で看護婦不足という時代の要請に応じて,専攻科と同一目的をもついわゆる看護婦養成の2年課程の設立は,近年急増の傾向にあり,高校卒3年あるいは4年を課程とする大学や各種学校より数的にははるかに上回った.
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