愛知県立看護短期大学における看護教育の現況
Ⅴ.成人看護学指導の展開—その1.成人看護学カリキュラム中学内における指導状況を中心として
高橋 百合子
1
,
馬場 昌子
1
,
内海 節子
1
,
高橋 章子
1
1愛知県立看護短期大学
pp.250-260
発行日 1973年4月25日
Published Date 1973/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906668
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はじめに
愛知県立看護短期大学(以下本学という)における成人看護学指導の展開については,第一看護科(以下一看という)および第二看護科(以下二看という)とも,第1期生(昭和43年度生)から‘看護の対象である人間を中心とした考え方’に立脚して,学内および学外での指導方法・指導内容について検討しつつあるのが現状である.
成人看護学指導については,担当者の成人看護学に対する姿勢,所属している学校の看護教育の目的・目標のとらえ方,それをささえている諸条件などにより示唆されるものであるが,それらをふまえて検討された指導についての報告は,現在までにいくつかなされている.また,教育研究会や研修会などで,学習を積み重ねての共同学習集録も報告されている1,2,3,4,5)(注:代表的なもののみ紹介).
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