特別論稿
—私はこう考える—准看護教育について
ヴァージニア・J・ハリス
pp.46-48
発行日 1970年2月1日
Published Date 1970/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906298
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最近発表された「准看護婦教育を擁護する」という論文の著者は,現在の准看護婦教育の継続とさらにはその拡大に賛成の1票を投じている1)。この立場を強化するために彼女が述べているのは1,149の州認可の准看護課程があり,これらの学校に入ってくる人たちは“他の教育には適性,関心をもっていない”ということである。
この論はいずれも有効な議論ではない。州認可の准看護学校が数多くあるという事実は,それだけでは,学生の多くの能力を否定し,熟練したナーシング・ケアに対する今日の要請に答えられず,看護部門の管理者の要求することが,往々にしてできないような看護婦を送り出しているような教育機構を存続させる十分な理由と考えることはできない。
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