インターホン
准助産婦さんは何を考えているのでしょうか/私の日ごろ考えていること
小川 のぶ子
1
1彦根市立病院
pp.46-47
発行日 1963年12月1日
Published Date 1963/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202666
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私は新制度助産婦学校卒業(6回生)の一病院勤務助産婦,正しくは,看護婦です.9月号の≪准助産婦はなぜ生まれたか≫を読んで,矢もたてもならず,筆を走らせたしだいです.
戦後保助看法の改正により,日本の看護水準は欧米なみとはいかなくとも,それに近い水準に引き上げられてやっと,15年たちました.その間,准看護婦という制度も補足されました.今その准看護婦さんたちは,何を考えているのでしょうか.准看卒業年齢は17歳です.卒業すれば,すぐに夜勤をし,尊い命をあずかるといった,たいせつな仕事につきます,そして大部分は24,5歳でやめる人が多いありさまです.
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