特集 続 これでよいのか准看護婦教育
准看護婦教育の実態と准看護婦制度廃止運動が推進される中で考えること
清川 美和
1,2
1全国准看護婦教育学会
2愛知県医師会春日井准看護婦学校
pp.251-259
発行日 1992年4月25日
Published Date 1992/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900364
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はじめに
平成2年度から新カリキュラムによる准看護婦教育がスタートし,今年3月に第1回目の卒業生が巣立つ.准看護婦教育は昭和26年,准看護婦制度誕生以来40年ぶりで初めての改正であった.そして,看護制度の大きな課題である准看護婦制度の存廃論はいまだその渦中にある.
今回,准看護婦教育の実態というテーマをいただき,准看護婦教育を担当している者として改めて准看護婦制度廃止運動が推進され続けているのになぜ廃止できないのか,その是非を含めて考えてみようと思う.
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