特集 進学コースを分析する
准看護婦から正看護婦への途を私はこう考える
佐藤 セツ子
1
,
鈴木 玲子
2
,
石本 茂
3
,
田村 昭子
4
,
岡田 參郎
5
,
丸茂 重貞
6
1東京警察病院
2東京・社会保険中央総合病院
3日本看護協会・国立がんセンター
4東京警察病院高等看護学院
5文部省大学学術局大学病院課
6参議院
pp.14-22
発行日 1963年10月1日
Published Date 1963/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912031
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准看護婦が正看護婦の資格を修得する方法については,ここ数年来,各方面で論議されてきました。現在のところ准看護婦が正看護婦にすすむ途は《進学コース》がありますが,学校数が極めて少ないため,すべての進学希望者を満足させるまでには到っておりません。そのため一定の経験年数を経た准看護婦に正看護婦の資格を与えては,という意見まででてきました。そこで,准看護婦から正看護婦へすすむ途について,各界の当事者の見解をうかがうとともに,進学コースの現状と准看護婦の実態調査の報告を参考にあわせ,問題の焦点をさぐってみましょう。
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