シンポジウム
准看護婦の将来と教育—第4回全国准看教育学会より
金子 光
1
,
山田 里津
2
,
中村 賢二郎
3
,
佐藤 和子
4
1日本看護協会
2厚生省医務局看護課
3文部省大学学術局大学病院課
4一関准看護学院
pp.92-109
発行日 1967年9月1日
Published Date 1967/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905878
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量的拡大と高校衛生看護科設置による質的転換も部分的に生起してきた准看護婦とその教育,また制度。現に准看昇格に揺れ動く今日の看護界。ここに収録したのは今夏行なわれた准看教育学会におけるシンポジウムである。准看教育者たちの方向づけと課題の一端が文部,厚生両行政当局の所信と専門職団体の指向性と併せ打ちだされているといえよう。准看護婦は看護分野において医療チームの中で何をする職業人であるのか。あらためての追求と鮮明化が要請されるとき,このシンポジウムは年一年と混迷なその所在を解きほぐしてきている姿を示しているとはいえないだろうか。読者の誌上参加ご発言を期待する…
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