混合病棟における看護管理と学生指導
(2)臨床実習指導の実際
甲斐 ナミ子
1
1九州厚生年金病院
pp.64-68
発行日 1965年5月1日
Published Date 1965/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905461
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はじめに
ナースの不足が深刻化してきた現在,限られたナースでどうすれば効果的な臨床指導が行なえるかという問題は,現在臨床指導者のもつ最大の悩みだと思う。私も同じ悩みを持ちながら,私の担当する一混合病棟で,まず受持制看護管理法を試み,さらにこれにProgressive Patient Care(漸進的患者看護,以下P. P. Cと略)の考え方を取り入れて実施している。施行以来まだ1年に満たず,解決すべき多くの問題を抱えているが,私どもの実施している学生の臨床指導法を述べ,あわせて所感を述べてみたいと思う。
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