特集 臨床実習指導--なにを目指すのか
実習指導の実際
辻 弘子
1
,
山岡 美智
1
,
加藤 利子
2
,
松尾 敏子
2
,
橋本 光子
2
,
村木 豊
2
,
日沖 ますみ
2
,
平野 恵美子
2
,
野島 八千代
2
,
松尾 美奈子
2
,
国府 寿子
2
,
溝口 冨士
2
,
小笠原 聖子
2
,
伊藤 文子
2
,
田川 由美
2
,
伊藤 恵子
2
,
愼野 みち子
2
,
平井 明美
2
,
山室 郁子
2
,
鈴木 春美
2
1三重県立公衆衛生学院助産学科
2市立四日市病院
pp.209-220
発行日 1984年3月25日
Published Date 1984/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206414
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はじめに
助産婦教育の目的は,リプロダクションをその頂点とした母子保健推進のための実践者を育成することにある。そのため分娩介助という専門的技術の習得は必須であり,臨床実習の果たす教育的な役割は今さらいうまでもなく重要である。しかし,養成所指定規則による規定の実習時間(720時間以上)を1年間という限られた期間の中で,いかに効率的な教育活動をすすめるか苦慮しながら実践している現状である。幸い本学院はすぐれた実習施設に恵まれ,産科婦人科部長はじめ医師,助産婦,スタッフのご協力のもとで,助産婦の教育と育成を実施することができている。
そこで当学科の過去3年間の実習状況の一端を報告してみたい。
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