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瀕死患者の看護を教える
バーニス・M・ワグナー
,
今井 敬子
1
1日本看護協会看護婦会
pp.39-43
発行日 1965年5月1日
Published Date 1965/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905456
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カンザス大学で看護を専攻している学生は第2学年に臨床看護をはじめる。この時期に学生は,死と瀕死の状態に関する小説やいろいろな本をたくさん読むように参考文献のリストを与えられる。そして死について自分はどう感じるか,またどういう態度をとるかについて分析するために援助が与えられる。著者によると,その結果,学生は注意して避けたほうがよいというようなアイディアをいくつも発見する。この感情的に避けたほうがよい問題についてクラスでいろいろ話しあうと,学生は実際に死に直面したときにしっかりした態度がとれ,実際に患者とその家族に接した場合自分の感情をしっかり処理することができるという。
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