特集 夜間進学コース
実習期間中は修学資金制度とパートタイム勤務を計画
国田 絢子
1
1函館厚生高等看護学院
pp.27-29
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905438
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昭和37年9月,全国最初の夜間進学コースとして発足し,今年第1回卒業生を送り出そうとしています。看護が社会福祉に貢献する一つの職業であるならば,看護の対象である人間への深い理解,技術,専門知識の向上が叫ばれている中で,人員不足,看護制度の問題がクローズアップされ,大きく変換しようとしています。准看護婦への一つの道としての進学コースは狭き門で,向学に燃えた准看護婦にとって,経済的問題が,一つの大きな障害となっています。
夜間の進学コースは,働きながら学ぶこの学生に明るい希望をもたらしたことと思います。2年半を振り返って,今後の課題として,皆さまの,ご批判,ご教示をお願いしたく,当学院の教育計画,実習などについて述べてみたいと思います。
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