特集 夜間進学コース
時代に即応した夜間進学コース
安藤 節子
1
1名鉄病院付属高等看護学院
pp.24-26
発行日 1965年4月1日
Published Date 1965/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905437
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わが名鉄病院付属高等看護学院は,厚生省の認可のもとに,昭和38年9月2日開校されて以来,1年半のまだ経験の浅い学院である。名鉄病院の看護科の実情を申上げると,准看護婦の占める数は,看護婦の占める数の倍に達し,定時制高校に通学するもの,進学コースの高等看護学院に進学する者と,勉学に志す者の数も多くなった。この現象は,東海地方における総合病院の姿でもあるので,この向学に答えようとしたものである。
当学院は夜間コースであるため,日勤の勤務を終えてから病院に隣接する学院に通学できることは,病院側と准看の両者の希望がかなえられるわけである。他方,名鉄病院以外の病院に勤務する向学心に燃える准看護婦にも門戸を開いたことになり,その点で重大な意義があると思う。
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