学生に患者を受け持たせる場合の指導
大腿骨頸部骨折の看護
遠田 貴美子
1
,
伊藤 暁子
2
1都立広尾病院整形外科
2都立第一高等看護学院
pp.19-21
発行日 1964年2月1日
Published Date 1964/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905240
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はじめに
従来の4週間に限られた整形外科病棟実習では,この科特有の疾患の看護まで把握させえなかったので,本年よりさらに2週を加え,計6週の実習配置に変更した。近く第2期実習にはいる学生を迎えるに当たり,大腿骨頸部骨折についてたてた指導案を述べ,皆さまのご批判をいただきたい。
まず本題にはいる前に,この症例を受持たせる学生を理解するため,学院,病棟の打ち合わせ会で定めた指導大要を紹介する。
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