JNE DIGEST
看護学生の高齢者に関する知識と態度におけるFeeleyの「Campus Wellness Vacation」の効果,看護学生によって行われる多肢選択試験における解答の変更についての研究―JNE(Journal of Nursing Education)40巻2号後半,3号より
阿部 真弓
1
1朝日生命糖尿病研究所看護科
pp.886-889
発行日 2001年11月25日
Published Date 2001/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903883
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JNE40巻2号後半では,高齢者ケアに関するもの,大衆文化,精神疾患の個人評価の教育への活用についてが報告されている.3号では,白発的学習の能力や学生の認識を質的に調査したもの,プリセプターアプローチからの教育と実践の新たなる共同について,などが報告されている.本稿では,学士登録看護学生の高齢者に関する知識と態度についてFeeleyの「Campus Wellness Vacation」の改訂版の効果に関する研究,および学士看護学生によって行われる多肢選択試験での解答の変更に関する研究を紹介する.看護教育において患者中心の教育の重要性は長年にわたり唱えられている.これらの論文は,患者中心という視点をどのように教授し,学んでいくかの取り組みとして興味深いものと思われる.
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