連載 看護に生かす哲学 看護学生との対話・4
プラトンの哲学
石井 郁男
1,2
1西南学院大学
2健和看護学院
pp.554-555
発行日 2001年7月25日
Published Date 2001/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903867
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[登場人物]
A 哲学教師
B 看護学生
『饗宴』―愛について(資料1)
A ナイチンゲールは少女時代からプラトンに親しみ,晩年に至ってもくりかえし読み続けていたんだ.それはプラトンに不思議な魅力があるからだろう.彼の作品はそれぞれ違った味わいがあり興味はつきない.プラトンの作品は哲学を学ぶ者の必読書とされている.まず最初に読むとしたら『饗宴』かな? この「饗宴」の席で,集まった人々が“愛”について順次,熱弁を振るう.
B 愛について!?
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