特別講義
「専門職」としての看護婦
紙屋 克子
1
1札幌麻生脳神経外科病院看護部
pp.546-551
発行日 1992年7月25日
Published Date 1992/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663903602
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看護婦が「専門職」として活動するには,「日常生活援助」に焦点を当てなくては,その能力を十分発揮することができないと私は考えています.そして専門職としての生活援助を考える際には,まず「専門職とは何か」「生活援助とは何か」ということを明確にしておかなければなりません.特に高度先進医療が行なわれている現状の中で,看護の専門職性が社会的に評価されるような実践,あるいは患者・家族からの期待に応え得る活動内容となっているかどうかの見直しをするためにも,このことはどうしても必要なことと思われます.
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