特集 学生実習の一つの試み
夏期集中実習とその評価
毛賀沢 てる
1
1長野県立公衆衛生専門学院
pp.45-50
発行日 1966年5月10日
Published Date 1966/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203645
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はじめに
農村社会に位する当学院の教育の目的の主要なものに,農村保健婦の育成がある.
そこで農村とはなにか,保健婦活動の対象となる人びとの生活はどうか,またそれらの人びとの健康生活向上のための活動技術をどう活用するかなど,教育課程の課題は大きい.こうしたなかで,例年のように学習の実践場面としての臨地実習の方法が検討されるのである.臨地実習の方法1には,平行,集中,分散などがあるが,できるだけ学科の進行と平行させていくことがのぞましく,また集中実習をおこなう場合にはできるだけ早期に地区にふれさせることがのぞましい.
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