看護教育研究
訪問看護ステーションでの臨地実習―その成果と問題点
木村 裕美
1
,
忽那 龍雄
1
1佐賀医科大学医学部看護学科
pp.1041-1044
発行日 2001年11月30日
Published Date 2001/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902646
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はじめに
今日の高齢社会,疾病構造の変化により,医療は病院ケアから在宅ケアへと移行しつつある.これに伴い在宅における様々なニーズに応えるべく訪問看護が注目されている.
看護学教育においても,1997年,カリキュラムの改正が行われ,高齢者の看護を重要視した在宅看護論臨地実習(以下,在宅看護実習)が新たに加わった.本学では,地域で生活をしながら療養する人々とその家族を理解して在宅での看護の基礎を学ぶ1)ことを目標として,訪問看護ステーションにおける臨地実習を開始した.本学で行った訪問看護ステーションでの実習の現状と問題点,今後の課題について報告する.
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