調査研究
看護基礎教育課程における「遺伝」に関する教育の実態―看護系大学の教育内容調査
溝口 満子
1
,
横山 寛子
1
,
和田 恵子
1
,
守田 美奈子
2
1東海大学健康科学部
2日本赤十字看護大学
pp.863-867
発行日 1999年11月25日
Published Date 1999/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902147
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はじめに
看護基礎教育課程は社会ニーズに対応してカリキュラムを改正しており,近年では1997(平成9)年4月に行われた.この改正の主たる目的は,高齢・少子社会への対応であった.
臓器移植や遺伝子診断・治療など高度先端医療がもたらす患者や家族が抱えるさまざまな問題の中には,看護が担うべき役割が多く内在しているにもかかわらず,それらへの対応は今回の改正では含まれていない.
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