Scramble Zone
福祉作業所での精神看護学実習―地域の特性をプラスにとらえて
貝森 則子
1
1埼玉県立北高等看護学院
pp.806-809
発行日 1999年10月25日
Published Date 1999/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902136
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カリキュラム改正3年目に入り,新設された精神看護学の臨地での本格的実習が開始された.
本学院の概要ならびに地域の特性については,既に本誌の98年5月号に述べたが,交通アクセスの悪さ,実習施設の少なさ,若年層の流出に伴う地域活力の低下などの状況は現在も何ら変わっていない.しかしこの特性をプラスにとらえ,より地域と密者し,社会的ニードに対応した看護場面を学生に提供したいと考え,積極的に新規実習場所の確保にあたってきた.本年4月から6月末日まで実施した,精神看護学実習の一環として,新規に確保した精神障害者の社会復帰の場としての福祉作業所での実習を紹介する.
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