実践報告
訪問看護ステーションでの実習―導入前の学生と教員の学びを在宅看護論実習に生かして
川崎 純子
1
1加古川市看護専門学校
pp.801-805
発行日 1999年10月25日
Published Date 1999/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663902135
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はじめに
本校は2年課程の昼間定時制校である.今春,ようやく改正カリキュラム導入の学生が入学してきたが,この学生が在宅看護論臨地実習に出るのは2001年になる.当校では,在校生についても,改正前の学生だからといって,今社会に求められる看護を知らずして送り出すことはできないという思いから,平成9年から現行カリキュラムの成人老人看護学の位置づけで、訪問看護ステーション実習に取り組んできた.
学生と共に地域に出てみて,看護職のパワーのすごさに魅せられ,訪問看護ステーション実習ぬきにして看護の学びはありえないと思った.そこで新カリキュラムにおける在宅看護論実習をより効果的に構築するために,これまでの取り組みを振り返ってみたい.
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