連載 癒しの環境・19
術後にステーキ!?
高柳 和江
1
,
クミコ・クリストフ
1日本医科大学(医療管理学教室)
pp.514-515
発行日 1996年7月25日
Published Date 1996/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901400
- 有料閲覧
- 文献概要
入院生活で食事を唯一の楽しみとしている患者は多い.とすると,病院を癒しの場にするためには,入院患者の食事をもっと活用したほうがよい.病院食は食べてこそ,目標が達成される.「食餌」では食欲もわきそうもないし,癒しもない.病院食の理念を変えることを提唱したい.
病院の食事には一般目標がある.1)体力をつけることと,2)食事によって慰め,生きる意欲をわかすことである.
Copyright © 1996, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.