特集 POSの輪を広げよう―第17回日本POS医療学会報告
一般演題Ⅱ
看護診断により何が変わるか―[目標の明確化]
前田 しづ江
1
,
吉崎 妙子
1
,
林正 健二
2
1茨城県立中央病院看護部
2山梨県立看護短期大学
pp.1068-1069
発行日 1995年11月30日
Published Date 1995/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901255
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はじめに
当院でPONRを導入して,約2年が経過した.記録方法が変わり,用紙も新しくなって形式的には整ってきた.しかし,私たちの病棟では,評価をしていくうちに患者の到達目標が達成されない事例が多くなり,PONRの停滞を招いた.しかし,看護診断を取り入れたところ,患者の到達目標が明確になり,ケアの向上につながったので報告する.
PONRを導入して約半年後の評価では,主に次のような問題があった.
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