特集 教員のための看護診断入門
隣接領域の人たちはどうみているか
看護診断はヒトの何に働きかけるのか
井上 裕光
1
1千葉県立衛生短期大学(統計学)
pp.679
発行日 1994年9月25日
Published Date 1994/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900917
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どうやら,看護診断の目指すものは,看護における科学的判断の導入らしい.また,看護診断が用いる基本的な測定構造として,状態・状況・問題点をフォーム(多くはチェックリスト:質問票)で測る形式を用いている.
これは方法論としては分類の発想となる.「分ければ分かる」ことで,複雑な全体像を,小さく分けることで把握していくことであり,困難だといわれる課題を,それが本当に難しいのか,それとも難しく見えるだけなのか区別し,問題点を解決する視点を模索する.
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