連載 できることをできるだけ 臨床からのメッセージ・14
プロたるものは…
小笠原 望
1
,
藤田 悌子
2
1高松赤十字病院神経内科部
2小野市民病院
pp.92-93
発行日 1994年2月25日
Published Date 1994/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900778
- 有料閲覧
- 文献概要
先日の日曜日,学生たちと「男はつらいよ」の香川ロケに参加した.皆さんがこれを読む頃には公開中の「寅次郎の縁談」である.夏に行なわれる高松祭りを再現して,秋祭りの町で寅さんとおいの満男君が別れるシーンの撮影が病院のすぐ近くの通りであった.私たちはその中の踊り子隊として参加した.踊れない私は,「高松赤十字病院」と書いた横断幕を持って歩く役をした.「おがさわらせんせ~い!」と,ロケを見に来たおばちゃんの声に,年甲斐もなく照れたりして.
ロケは3時間におよんだが,学生たちの屈託のない態度が気持ちがよかった.寅さんの渥美清さんに声をかけてもらった学生もいたりして,大はしゃぎだった,ただ,学生たちの関心は寅さんより,満男役の吉岡秀隆さんだったが….
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.