連載 できることをできるだけ 臨床からのメッセージ・2
母はだまされん!
小笠原 望
1
,
藤田 悌子
2
1高松赤十字病院神経内科
2京都南病院
pp.120-121
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900530
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私の講演は,対象が看護婦さんでも,老人会,PTAでも,名刺がわりの「りんご追分」の歌から始める.学生時代の津軽を話した後に,「りんご~の,はなびらが~」と,ちょっとこぶしをきかせて歌っていると,ノってくる自分自身を感じてくる.
そして,看護婦さんには「私たちは患者さんの不安に気づいているか」,「患者さんは私たちが想像できない不安を持っている」から,決まって話を始める.このワンパターンをもう何年も続けている.
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