連載 できることをできるだけ 臨床からのメッセージ・3
学生のいる風景
小笠原 望
1
,
藤田 悌子
2
1高松赤十字病院神経内科
2京都南病院
pp.204-205
発行日 1993年3月25日
Published Date 1993/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900547
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ちよっと寂しい最近の私
ここしばらく,病院の中がちょっと華やいだ感じがしている.先週から,2年生と3年生の学生実習が始まったのだ.2学年が一緒だと,病院のいたるところで学生の青色の縦縞のユニフォームがあふれて,学生大好きの私はうきうきしてくる.
朝の廊下で,ノートを小脇に抱えた学生たちとすれ違う.「先生!来週,私,先生の外来につくんです.よろしくお願いします」などと,ぴょこんと頭を下げられると,その仕草がかわゆくて「よ~し,私の舞台に期待しておいてよ.私も楽しみにしているから」と答えたり….
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