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家族看護学研究の確立を―千葉大学看護学部で大学院博士課程設置を記念する国際シンポジウム開催
pp.5
発行日 1994年1月25日
Published Date 1994/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900757
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昨1993年11月5~7の3日間,千葉市の千葉大学医学部記念講堂で,千葉大学看護学部主催による国際シンポジウム「家族看護学研究の動向―患者と家族のQOLの向上と看護の充実をめざして」が開催された.このシンポジウムは,昨年4月,大学院看護学研究科の博士課程が設置されたのを記念して行なわれたものである.
シンポジウムのテーマとなった家族看護学は,高齢化社会の中で,病む人とその家族への援助に看護がどのように関わっていくかを考える,新しい看護の専門分野の1つである.プログラムは,米国,カナダ,韓国,日本の4か国から,各国の医療事情と社会文化の違いの中での看護の役割と研究の動向について報告を受ける形で,3つの視点での基調講演とシンポジウムで構成された.
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