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海外文献にみる看護教育学研究
吉井 勢津子
1
,
田中 文夫
1
,
楠 美智子
1
1三重県立看護短期大学
pp.116
発行日 1993年2月25日
Published Date 1993/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900528
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接触相互作用における感覚の質の測定
タッチは,看護にとって看護プロセスを媒介する中心的な手段である.最近,タッチの効果について,幼児の神経異常気質におよぼす影響,患者の自尊心,精神的な苦悩に与える影響,新生児を扱う時の母親のタッチの効果など,様々な分野で研究されている.しかし,これらの研究では,主としてタッチの量についてのみ焦点があてられ,質の違いについてはあまり注意が払われてこなかった.
Sandra J. Weissはこの欄でも取上げられたように(看護教育 33(4),283,1992),長年タッチの質(Quality)の重要性について強調している.
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