調査・研究
学生の主体性を育む体験学習―外来看護の必要性への意識づけに導入して
藤川 やすこ
1
1関西電力病院付属高等看護学院
pp.215-219
発行日 1992年3月25日
Published Date 1992/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900357
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対象の理解として,学生が病院を受診する患者の心理をわかっていくことは,学内の講義だけでは習得困難な面がある.
今回,外来看護の必要性を意識づけるための教授方法として,外来場面での患者の受診を患者の立場あるいは家族の立場という視点で付添うことから,患者の行動を観察し,コミュニケーションをとり,患者の不安を知ることを実施した.このことが,今後の外来看護の役割や必要性を学習していくステップとして,ひいては継続看護の動機づけとなることができたので紹介する.
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