特集 学生から看護師へのホップ!ステップ!を支える教育―国試対策から,学ぶ習慣のつけ方まで
学生自身が主体であることを意識づける―国家試験対策での学校の役割
船場 清三
1
1君津中央病院附属看護学校
pp.497-499
発行日 2014年6月25日
Published Date 2014/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663102722
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
本校は,ベッド数661床,第3次救急医療(ドクターヘリ,CCU,ICU,NICU)を担う地域拠点病院として医療を提供している総合病院の附属看護学校である。病院での臨地実習は現在,主にこの母体病院にて実施している。1クラス35名の少人数制を特徴の1つとしていたが,新校舎の建設に伴い,2014(平成26)年度入学生からは定員60名へと増員された。
国家試験は,残念ながら毎年1~2名の不合格者が続いている。現在の国家試験対策の主なものは,低学年からの模擬試験(業者および過去問題)の実施,3学年の春に学生向けの国家試験対策の説明会(業者)への参加,模擬試験結果を参考に4~5名程度のグループを編成し各グループを教員1~2名がアドバイザーとして国家試験終了までかかわる。また,必修得点向上のため,数年前からは特に解剖生理など基礎学習の成績上昇に力を注いでいる。
Copyright © 2014, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.