授業研究
学内実習に経鼻的胃管挿入技術に関する体験学習を導入して
神谷 明子
1
,
鎌倉 やよい
1
,
永崎 和美
1
,
馬場 昌子
2
,
太田 節子
2
,
内海 節子
2
,
大山 瑞穂
2
1愛知県立看護短期大学
2元:愛知県立看護短期大学
pp.416-423
発行日 1990年7月25日
Published Date 1990/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900069
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はじめに
基礎看護教育において,看護技術の学内での習得の重要性については日頃から強調されているところである.
本来,望ましい実習のあり方は,知的体験と情意体験の統合をめざした実習展開である.すなわち,学生自身が患者となって,患者の苦痛や情緒を自ら体験してみることである.それによって,①習得すべき技術の知的理解,②技能の習得の2つが,情緒的な反応および心情的行動としてバランスよく現われ,そのなかで学生個人が何か人間的なものを発見し,人間理解を伴った技術の習得が期待できる.
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