授業研究
看護と周産期をめぐる生命倫理の接点―看護において生命を再考する
上林 順子
1
1社会保険京都看護専門学校
pp.98-103
発行日 1990年2月25日
Published Date 1990/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900018
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はじめに
生殖技術の発達に伴い,男女の産み分け,人工授精,体外受精,胎児診断,人工妊娠中絶(以下,中絶)などの生命倫理の諸問題が,提起され議論されている.
最近では,米国の米連邦最高裁のミズーリ州の中絶制限法の合憲判決(1989年3月)をめぐって,日本では凍結受精卵の臨床応用について,主に倫理面からその是非が問われている.
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