特集 誰一人取り残さない看護教育を目指して
アカデミック・アドバイジングを取り入れてみませんか?
清水 栄子
1
1愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室
pp.284-288
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663202247
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今回の特集テーマである「誰一人取り残さない」は、私たち教職員が常に抱いている目標ではないでしょうか。そのためには、個々の学生の課題・ニーズに寄り添った支援を提供し、学生の状況を把握しながら、自律性を促していくことが必要と考えます。米国で生まれ発展してきたアカデミック・アドバイジング(以下、アドバイジング)は、まさにそのような支援の1つといえるでしょう。
本稿では、アドバイジングの概要およびその発展の背景や事例、さらに面談のアプローチを紹介し、みなさまが「誰一人取り残さない」看護教育を実践していく上でのヒントの1つにしてもらえればと考えています。
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